いつもありがとうございます。
弊社ただ今倉庫を片付け&義母の部屋を片付け中
出てくるわ出てくるわ、古書
あっちやこっち、色々なところにある本を整理しております。
昨日は澤木興道先生の本がたくさんあったことをブログで記載しましたが、今日は、青山俊董先生の本。
青山俊董先生 曹洞宗の尼僧。愛知専門尼僧堂堂長。
味わい深い法話、エッセイなどで静かな人気がある。 ウィキペディア
生年月日: 1933年 (年齢 86歳)
ウィキペディアより
14冊もありました!!
いつもご縁のお寺様で青山先生をお呼びして法話をしているからその記念で頂いたり。
そしてほとんどの本に、サイン入り
独坐大雄峰 (どくざだいゆうほう)
今ここにいる素晴らしさを説いた言葉
http://rinnou.net/cont_04/zengo/1405.html
―独坐大雄峰―(『碧巌録』二十六則)
僧が百丈懐海和尚にむかって、「如何なるか是れ奇特の事」(この世の中で、最も素晴らしいことは何ですか)と尋ねた。すると百丈は「独坐大雄峰」(この百丈山にこうしてどっかりと坐っていること)と答えた。
もし誰かがあなたに向かって「この世で最も素晴らしいことは何か」と聞いてきたら、あなたは何と答えるか。もとより人それぞれに答えは違うであろう。なぜならば「価値観」が、人によって異なるからである。
ある人は「お金持ちになることだ」と言うであろう。ある人は「とんでもない、金なんかいくらあっても、死んでしまったらお仕舞いだ」と言う。ある人は、「人は死んで名を残すというではないか。後世に名を残すことだ」と言って名誉を重んじる。
しかし、これらのことはすべて、現実に元気で生きているということがあって、初めてできる話であろう。病いの床に臥したり、死に臨んでしまった人にとって、何程の価値もないものだ。
するとやはり一番大事なことは、地位でも名誉でも、また財産でもない。それはなんといっても、今ここにこうして元気で生きていることであろう。にもかかわらずわれわれは日常、この素晴らしい「事実」に気づかず、何かもっとよいことはなかろうかと、明けても暮れても右往左往している。何という愚かなことであろうか。
人から「お金持ちですね」と言われたり、「あなたは立派に出世された偉い方ですね」などと言われて「有り難う」と返すのはどこかおかしい。しかし、「あなたはお元気ですね」とか、「お若く見えますね」などと言われたら、胸を張って「有り難うございます」とか「お陰様で」とか言うべきである。元気で有ることが難しいから「有り難し」であり、老いやすいものが若々しいのは「有り難い」からである。
弄花香滿衣 はなを弄ろうすれば香かおり衣ころもに満みつ
素敵な言葉を添えられた本。
青山先生の言葉に何度救われたことか。。。
まとめて売ったら???
いや、これはブックオフには持って行けない。。。
片付けはまだ続く。。。