浄土真宗 位牌は必要。 過去帳に記す

いつもありがとうございます。
お位牌を購入したい。
とお客さんがご来店。

情報が蔓延しているとお客様も迷いますね

よくお話を伺うと、インターネットで四十九日までにお位牌を作る事。と書いてあった。宗派は浄土真宗。また、取り次ぎのお寺様には相談してない
とのことでした。

浄土真宗には位牌が必要ない?

通常、四十九日までに白木の位牌から本位牌を準備することが当たり前のように思われています。インターネットにもそのように記載されていることが多いのですが。
実際に、浄土真宗ではお位牌を祀らないこととしています。
位牌に魂を入れるということをしないのです。
浄土真宗以外の宗派は、戒名を授かって仏の弟子となり、その家族があの世で成仏できますように礼拝する。追善供養の対象として位牌を用意します。
それに対し浄土真宗は、阿弥陀如来を信じておすがりして信じた時点で、誰でも仏になることが約束され、故人は亡くなったと同時に成仏しお浄土の世界に行ったと考えられています。

なので、浄土真宗では、位牌に入れる魂がこの世にはなく、亡くなればすぐに仏となると考えられていることから、位牌には魂を宿らせる考えはなく、故人の名前を記し残すという目的で「法名軸」や「過去帳」に法名を記して供養するとされています。

お寺様と相談して改めてご注文

お寺様と相談して過去帳を購入して下さることとなったお客様。
過去帳の記載も弊社でさせて頂きました。
お寺様に書いてもらうことも多いのですがね。
ありがとうございました。

奥村仏具店



 

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