日蓮宗の仏具の飾り方

日蓮宗は、鎌倉時代に日蓮によって「法華経」の思想を中心として興された宗派です。

日蓮宗の方を対象に、お仏壇や仏具の選び方飾り方などをご案内します。
(基本的な飾り方となります。菩提寺様の考え方や地方によっても異なる場合もございます。)

18号サイズの黒檀製仏壇に、日蓮宗の仏具を荘厳しました。

日蓮宗の御本尊

大曼荼羅または三宝尊

日蓮宗のお脇掛

右に鬼子母神
左に大黒天
※右に大黒天、左に鬼子母神を荘厳する場合もあります。

中央に大曼荼羅の掛け軸、脇に鬼子母神と大黒天の掛け軸

大曼荼羅ではなく、三宝尊を飾り、三宝尊の前に日蓮聖人を、
また、曼荼羅の掛け軸を飾り、その前に日蓮上人を荘厳する場合もあります。

三宝尊

仏・法・僧の三宝を祀るための仏像を三宝尊と言っています。様々な形がありますが、写真は、金箔仕様の商品です。大変高価であるので、三宝尊でなく、曼荼羅の掛け軸でも良いとされている。
三宝尊

三宝尊の前に日蓮上人を祀ります。

大曼荼羅の掛け軸、三宝尊、日蓮上人を中心に、脇掛け軸、鬼子母神と大黒天を飾ります。(地方によって、左右が異なる場合もあります。)

日蓮宗の仏具をバランスよく飾る

毎日おまいりするお仏壇は、各宗派の御本尊様(この場合は日蓮宗)を中心に、お位牌、香炉、花立、燭台などの仏具を荘厳(お飾りすること)することによって、お仏壇らしく、日々のおまいり供養するに当たり相応しいものとなります。
揃える仏具は、宗派や、お仏壇のサイズや形によって違いがあります。
また、樹脂製、木製の商品、陶器製、アルミ製、真鍮製、銅器の商品と、材質も異なり値段も様々です。
インターネットなどの情報や置けるからと言って、お仏壇のサイズの割に、大きな花瓶や燭台を置いたりしてしまっても、後ろの御本尊様が隠れてしまったりと、
バランスが悪くなってしまったり、お供えしにくくなってしまったりと、購入してから困らないように、
仏具を選ぶときは、信頼のおける仏壇店と相談しながら購入することをお勧めします。

バランスよく飾るには

仏具を荘厳する基本は、あくまでご本尊様を中心にお供えすると覚えて頂ければ、すぐに覚えられます。
御本尊様の前に、お水とご飯を供えるための、茶湯器と仏器
脇掛けを飾るのであれば、その前にも、仏器を置きます。
御本尊様のお供えとして大切にされているものに、香と花と灯りがあります。
それが、香炉であり、花瓶であり、燭台(ロウソク立て)となります。
この3つを「三具足」(みつぐそく)と呼びます。
小さなお仏壇でしたら、向かって右に燭台、左に花瓶を置き、中央に香炉を置きます。
大きなお仏壇でしたら、向かって外に花瓶を一対、その内側に燭台を一対、中央に香炉を置きます。
五具足が正式な飾り方となりますが、小さいお仏壇の場合は、無理に五具足置かなくても、三具足で良いとされています。

日蓮宗の仏具の特徴としては、読経の際、打ち鳴らす事でリズムを整える円形の木柾(もくしょう)という仏具が必要となります。

お仏壇選びはもちろん、仏具選び、買い替え、ご購入後のメンテナンスまた、仏事に関してもサポートいたします。

奥村仏具店

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