岡崎市大樹寺
岡崎市にある徳川家康ゆかりの寺院「大樹寺」を拝観してきました。
ここは、浄土宗の寺院。山号は成道山。
徳川家(松平氏)の菩提寺であり、徳川家14代将軍の位牌等、多くの重要文化財が保管されています。
御本尊は、阿弥陀如来。一光千体阿弥陀如来と言って後背に千体もの阿弥陀仏が彫られている。
荘厳も立派です。
人天蓋も立派。四角型でワラビ型で豪華。左右の唐幡?(初めて見ました)には、金箔に緑青で、厭離穢土欣求浄土の文字。
徳川家康と大樹寺
大樹寺は、桶狭間の合戦で今川義元が織田信長に敗れた時、今川軍に付いていた家康は、大樹寺に逃げ帰ったと言われています。
家康は、予の遺体は久能山へ埋葬せよ。位牌は三河の大樹寺に安置せよ。との遺言から、家康以来後の将軍14代の等身大の位牌が安置されています。
拝観料400円を受付で支払うと、これら位牌の他、冷泉為恭氏の描いた襖絵ともに、将軍御成の間が間近で見ることが出来ます。
大樹寺と山門
大樹寺の入り口にある立派な山門。
そして、今は小学校の南門として現存されている総門。
大樹寺の本堂から、山門、総門を通して真ん中に岡崎城が望めるように整備されているそうです。
岡崎に行かれたら是非尋ねてみてはいかがですか。
- 住 所:岡崎市鴨田町広元5-1
- 電 話:0564-21-3917
- 駐車場:あり
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