光る君へ

いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、毎週楽しみに見ている「光る君へ」の大河ドラマを見て思いついたことをブログに書き留めておきたいと思い、拙いブログではありますが、お付き合い頂けたら幸いです

現代のお仏壇の変遷と文化

最近のお仏壇は、コンパクトにはなっていますが、まだまだ、昭和〜平成のお仏壇は、一般的に20号とか18号 大仏、小仏というが、普及していますが、

歴史を紐解くと、仏壇の起源は、

西暦686年の日本書紀にまで遡ります。天武天皇は、「国ごとに仏舎を作って仏像や経典をお祈りせよ」という詔を出し、この仏舎がやがて仏壇へと進化しました

Wikipediaより引用

このようにして、仏舎は各地に広まりました

江戸時代の仏壇と檀家制度

江戸時代には、檀家制度が確立し、仏舎から仏壇へ、一般家庭にも普及するようになり、各家庭に大きなお仏壇が置かれるようになり、

家庭や先祖を敬う場

として重要な役割を果たすようになり、私たちのような、仏壇製造をしていたものは、豪華で大きな仏壇を製造することを競い合うようになりました。

現代のコンパクト仏壇

しかし、平成頃になると、大きな仏壇から小さなお仏壇へ買い換える方や処分をされる方が増えてきました。

住宅事情やライフスタイルの変化ですね。

それに私たちもついていけなかった。新しいものを作らなければ、どこにでもおける小さなものを作らなければと、思う気持ち

でも、大きなものも販売したい。

光る君へからの現代の仏壇文化

で、最初に記した最近放映されている「光る君へ」においても、小さなお厨子が祀られているシーンが何回か登場します。

光る君へお厨子

花瓶には御供花が立派に供えられています。

平安時代から、心を込めて手を合わせるという行為があり、ずっと日本人の心に深く根付いていると思いました。

先祖に思いを馳せる

自分の親、その親、またその親、とご先祖に思いを馳せる行為。

ちなみに、自分の先祖を遡り、10代まで遡るとその数は2000人にもなり、20代まで遡ると200万人。

その誰か1人でもかけていると自分自身は存在し得なかったと思うと、ご先祖様のお陰と言わざるを得ませんね。

ご先祖さまに、思いを馳せ感謝し手を合わせるという行為。
これは、日本人古来の文化。

そして、そこにお仏壇がある。
仏壇の形や大きさが変わっても本質は変わらないと思います。

仏壇店を営むものとして

歴史的背景を踏まえながらも、今の現代スタイルに合うお品を提供して行きたいと日々思う店長です。

お店もコンパクトに、変わって参りたいと思います。

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