浜名湖 湖北五山めぐり~2~
いつもありがとうござます。
名古屋からは近そうでなかなか行けなかった奥浜名にある古刹、「湖北五山」へ出掛けてきました。
龍潭寺、宝林寺、摩訶耶寺は、こちらの奥浜名 湖北五山めぐり~1~
湖北五山 4ヶ寺目 真言宗 大福寺
摩訶耶寺から車で5分くらいの場所にありました。
大きな朱色の山門が目印
鎌倉時代の金剛力士像を左右に配した仁王像。
山門の付近は、新しい道路に加え周りに数軒ですが住宅も。
かつては、この山門をくぐり、本堂まで続いていたかと思いを馳せながら、車を走らせ駐車場、本堂へ、
受付近くには、掲示板も。
貞観17年875年に名僧教上人が幡教寺と称し今とはべつの場所で開創し、鎌倉時代初期1207年になり、この場所に移り大福寺と改称された真言宗の寺院。
本堂は、
御本尊は薬師如来が安置。
本堂は、鮮やかな朱色に彩色の彫刻が見事でした。
小高い丘にあり、境内からは浜名湖が少しだけ見えました。
御朱印は、ご住職不在でしたので、紙で頂きました。
御本尊薬師如来が書かれていました。ありがとうございます。
臨済宗方広寺派大本山方広寺 半僧坊総本殿
大福寺をあとに、最後の方広寺へ向かいました。
摩訶耶寺の檀家さんに言われた通りのぐにゃぐにゃ道。かなり険しい道でした。すれ違う車もほとんどなく、寂しい道でした。
ガードレールもなく、落ちたら谷。
ずっとこの景色。この景色を抜けようやく到着。
最後の方広寺は、流石大本山!
60ヘクタールの広大な敷地に、本堂、半僧坊真殿、三重塔などの伽藍を擁する立派なお寺でした。
まずは、駐車場横の三重塔
三重塔付近の駐車場からの境内。実際にここの場所で、大河ドラマの撮影もされたそうです。
参拝する前からテンションが上がりました。
方広寺は、浜松市北区引佐町奥山にある臨済宗方広寺派の大本山です。
本尊は釈迦如来になります。
創建は建徳二年(1371)、この地の豪族奥山朝藤の開基により、無文元選禅師により開かれた寺になります。この地が、無文元選禅師が訪れた中国の天台山方広寺に似ていることから寺名が付けられたそうです。
参拝道である亀背橋を渡って本堂へ
本堂は、明治の終わりから大正時代にかけて竣工された間口六間の大きな木造建築。
東海地方では最大と言われているそうです。
後藤岩五郎作の欅の一木彫り昇り龍の彫刻
午前中に回った龍潭寺には、左甚五郎の蟇股の龍も立派でしたが、こちらも見事。
地代の背景がわかりますね。
江戸時代中期に活躍した左甚五郎の孫弟子にあたります。
本堂裏手には、羅漢の庭があり、ここのお寺には、五百羅漢の石像が点在し、必ず自分と似た像を見付けることが出来ると言われているそうです。
駆け足で回った湖北五山でしたが、無事にまわり終え、名古屋に着いたのは7時過ぎ。
ちょうど12時間の小旅行でした。
今度はいつ行けるかな??
最後までご拝読ありがとうございます。