いつもありがとうございます。
今取りかかっているお仏壇の修理の仏具で可愛い亀が出来てきました。
真宗の鶴亀の燭台
真宗といえば特徴がある仏具が多いのですが、その中でも、鶴亀の火立て(燭台)は、他の宗派には見られないもの。こんな感じのもの
亀の上に鶴が立っていて、芯立てと火皿をくちばしで加えている形。
どういう謂れでこの形になっているのかは別の記事をまた読んでくださいね。
今回はこの亀に子亀が乗っていたから面白い
亀の上に亀が乗っている
亀の上に子亀
めっちゃかわいいですよね。
戦後の高度成長期
お仏壇は、昭和40年代からバブルが終わる少し前まで、作っても作っても売れるというような時代があったそうです。
私が嫁いでからは、その話を聞くだけで味わったことは一切ないのだが、
そういう時代には、すごく凝った意匠をする仏壇もあったりと、他より良いものを作っては納めるという時代だったそうです。
また、昭和初期や明治にも素晴らしい職人が多くいて、びっくるするようなお金を掛けたお仏壇に出くわすことがある。
お仏壇は再生できる
どういった時に、こういう珍しい珍品に出会えるかと言うのは、
お仏壇には、「お洗濯」と言って、お仏壇の大規模修復ということが、容易に出来るような構造になっているのです。
その修理で時々珍しい「珍品」に出会えます。
今回も、お仏壇の修理の御依頼から、この可愛い珍品に。このお仏壇は昭和25年ころにつくられたお仏壇でした。
多分仏具はそのあと、購入された仏具なのでしょうね。
昭和初期や明治大正なんていうお仏壇も、修理してきれいにして納めさせて頂きます。
今回はちょっとかわいい仏具の紹介でした。
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