午前中、円教寺と一乗寺を参拝し、清水寺へ向かいました。
途中お昼ご飯を食べたり、姫路のお土産を購入したりで時間がオーバー
到着したのは2時半過ぎ。
最後の花山院まで参拝できるか冷や冷やでした。
播州清水寺
ここは、同じ西国三十三ヶ所、京都の清水寺と分けるため頭に播州清水寺と言われています。
天台宗の推古天皇の時代627年に法道仙人によって創建されたお寺
御本尊は、大講堂の千手観音菩薩。ご真言は、「おん ばさら だらま きりく そわか」
そしてもう一つお堂があって、根本中堂には、十一面観音菩薩をご本尊としてお祀りしています。
中部の人は、御嶽山と聞くと、7年前に噴火した御嶽山をイメージしますが、
こちらは標高552メートル。小高い山の山頂にある古刹
拝観料や駐車場
整備された道路をぐんぐん進むと広い駐車場に、こちらは無料ですが、
拝観料は500円です。
丹塗りの仁王門
平成4年に完成したという丹塗りの仁王門。
少々劣化がひどく中の金剛力士像も少し寂しげに見えました。
中の金剛力士像は、大正10年奈良の仏師菅原大三郎氏の遺作。昭和53年に、その御子息菅原安男東京芸術大学名誉教授の監修で修復されたと(播州清水寺のHPより抜粋)
丹塗りって??
丹塗(にぬり)とは、鳥居など朱色の建築装飾の呼び方。昔からの伝統的な塗装方法のひとつ。
どうさ(膠水とミョウバンを溶かした液)を摺り、砥の粉、おがくず、漆で作ったコクソを傷んだ傷に充填し、平らな木地に再生して、最後に鉛丹(えんたん)と言われる赤色顔料を膠水で溶いて丹で塗り上げます。
現在の吹付塗装に比べると何倍も手間がかかる工程です。
仁王門をくぐると石垣の道
仁王門をくぐると、石垣の道が続きます。
古い石垣なんだろうな。。と思いながら、時間がないので写真も撮らず大講堂へ向かいます。
西国二十五番の札所は大講堂
石垣を抜けると千手観音様のおられる「大講堂」
聖武天皇の勅願所、神亀2年創建
大正時代に2回火災にあい、再建されています。
私は、お経を上げ、御朱印を頂いている間に、
相方さんは、根本中堂へ、
そして、おかげの井戸まで、
この井戸は、清い水が湧き出たという井戸。
水面に自分の顔が映ると3年長生きできると言われていると添乗員さんから聞いたことがあります。
相方さんの顔が映ったかは、聞いていないけどね。
御朱印
お寺詳細
- 御嶽山 播州清水寺
- 天台宗
- 開基 法道仙人
- 御本尊 十一面千手観世音菩薩
- 創建 推古35年 627年
- 住所 兵庫県加東市平木1194
- 拝観料 500円
- 拝観時間 8:00~17:00
- 電話番号 0795-45-0025