霊具膳とは、仏前において、食物をお供えするための仏具です。
種類は色々ありますが、写真はプラスチック製の黒内朱
ほかに、木製であったり、すべて朱塗りであったり、ため塗であったり、金虫食と言われる塗り方であったり様々な種類があります
からなります。
今日の、献立は
親椀:白いご飯
汁椀:しいたけとほうれん草のお汁
平椀:さつまいもにんじん、豆腐など入れて昆布と椎茸のお出汁で薄味に炊いたもの
壷椀:大根とにんじんの紅白なます(本当は、高月の場所に置きます)
高月(高皿):ごぼうの味噌漬け
精進にしたいので、お出汁は、昆布と椎茸でとります。
鰹節は使いません。
汁物、平椀の煮物、壷椀のなます、高月には、お香物。これを一汁三菜といいますね。
お膳料理の一番の簡素な形です。
お椀にはそれぞれ、「ふた」も付いています。
お運びするときに、ほこりが付かないように、蓋をします。
ご本尊様の前にきたら外せば良いです。
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