いつも当店のブログのご拝読をありがとうございます。
本日も拙い記事ではございますがお付き合いよろしくお願いします。
今年もお盆の時期がやってまいりました。
我が家のお盆のことを交えながら記事にしてみました
家族でお盆のお墓参り
今年もお盆の季節が訪れ、私たち家族は例年通り、お墓のある平和公園へお墓参りに行ってきました。暑さが厳しい中、朝早くに家族で準備を整え、お墓へ向かいました。お墓参りは、お盆を迎えるにあたり、欠かせない行事です。
墓地に到着すると、まず目に飛び込んできたのは、伸びた雑草。
お墓の草取り、墓石をきれいにすることは、先祖への感謝を表す大切なことですね。
墓参りで供えた鬼灯(ほおずき)の意味
草取りが終わって墓石に水をかけて、花筒を洗い水をきれいにした後、ご供花を立てます。
いつもは、白菊だけですが、この時期は鬼灯(ほおづき)を添えます。
鬼灯は、その鮮やかなオレンジ色が特徴で、ふっくらと膨らんだ形が、どこか盆提灯のように見えます。
その色と形から、自然界の提灯としてお盆に飾られるようになったと言われています。
また、ほおずきの中は空洞で、魂が宿りやすいことも飾られる一つなんだとか。
なので、お盆のご供花には、「先祖の霊が迷わず帰って来られるように」という願いが込められており、ほおづきが、欠かせませんね。
墓参りの後、お仏壇を整え家族の時間
お墓参りを終えてから、お仏壇でご先祖様を迎える準備をします。
お盆の時は、いつもはお仏壇の高い位置に置いてあるお位牌を前に並べます。
息子に、この位牌はおじいちゃんの親だよ。
と話しながら、手伝ってもらいます。先祖から受け継いだ教えや思い出を振り返ることの出来るお盆の一週間は、私たちのルーツを再確認させてくれます。
仕事に追われながらの日々の中で、このような時間を持つことは貴重だな。と思います。
とは言いながら、若い頃は、面倒だな。とか思ってキツく言う義母を鬱陶しく思っていたのはナイショの話。
お盆は先祖供養の大切な時間
お盆は単なる休暇ではなく、先祖供養を通じて自分たちのルーツに感謝し、家族の絆を再確認する大切な時間。
こう思うようになったのも、大須南でお仏壇屋に27年前に嫁いだご縁です。
結婚前は、真宗だったので、お仏壇はあっても、お盆の先祖供養とかはしなかった。盆提灯くらい飾る程度で、困った時の仏頼みくらいで、祖母と一緒にお経を時々あげる程度。
なので、慣れるまではとっても大変でした。義母の言うことを、「はい」と一つ返事で素直に言える、可愛い嫁ではなかったので💦
舅が亡くなり25年。義母も、少し認知が進み、子供たちも大きくなり、私を手伝ってくれるようになり一年に一度のお盆は、本当に大切な時間だな。と思うようになりました。
こうして商いをさせていただけるのも、ご先祖さまはじめお客様あってのこと。
皆様がご先祖様への感謝の気持ちを忘れず、大切にしていただけるよう、仏壇購入や仏具の買い替えなど、修理や移動など、あらゆることをお手伝いをさせていただきます。
皆さんも、このお盆の時期にお墓参りを通じて、先祖への感謝の気持ちを再確認してみてはいかがでしょうか。暑い中ではありますが、きっと心温まるひとときを過ごせることでしょう。
ご不明点は何なりとお尋ねくださいませ。