お仏壇にはどんなイメージをお持ちですか?
先日から順に書いていますが。
お墓のようにご先祖様や亡くなられた方のために手を合わせるもの。
お墓があるから仏壇は必要でない
色々なイメージをお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
どんな役割があるのでしょう。少しずつ考えてみたいと思います。
一昔前には、どの家庭にもお仏壇がありましたが、最近では、都市化や核家族化が進み、
仏間や和室のない住宅事情なども一因となり仏壇離れが進んでいます。
地方から都会に出てきた人の家庭などでは、「実家に仏壇があるから必要ない」とか「身近な家族で死んだ人がいないから実感がわかない」と言った理由などからお仏壇を持つ必要性がないため、持たない人が多いようです。
お仏壇の役割として、子供の情操教育の場
があると考えています。
家族みんなで、揃ってお参りできなくても、
自分の両親や祖父母が、毎日のようにお供え物をしてお参りしていれば、
子供達には、仏様やご先祖様に敬いの心が生まれます。
そして、目に見えないものの価値を考える姿勢、
他人に対する自愛に心、
そして思いやりを育てる場となる事が出来る。
信じています。
ですので、小さな子どもさんがいらっしゃるご家庭では、小さい子どもさんが、多少のお遊びでも木魚やおりんをたたいたりして真似事されても、暖かく見守って頂きたいと思います。
先日の記事お仏壇の役割「家族が揃う場」