お仏壇を納めたら~何を用意したらいいでしょうか
お仏壇開きをする時に用意するもの
いつもありがとうございます。
先日納めさせていただいたお客さまより、
来週お仏壇開きをするので何を用意すればいいか?
ご質問を頂きました。
弊社では、お仏壇開き、開眼供養・お魂入れ・お性根入れ等の時は、
以前のご質問の記事でも回答したように、
お仏壇を納めたら開眼供養や入仏法要
お仏壇開きは、慶事となります。
ローソクは朱色のものが使われます。
お経の途中でローソクが消えてしまわないよう、50分くらいのものをご用意した方が良いでしょう?
お供え物も、「海山郷」海の物・山の物・里の物を多めにお供えします。
海山里のお供えは、お盆にのせて、膳引出の上だったり、
お仏壇の手前に小さなテーブルを出してのせられても良いでしょう
必ずしもこの仏具で、という決まりはありません。
海の物・・・乾燥昆布・わかめなど
山の物・・・乾燥シイタケ・高野豆腐など
郷の物・・・大根・りんごなど
といったところでしょうか。
高月供花には、紅白の重ね餅(白の場合もあったり)をお供えしたりします。
お仏壇が小さい場合だったり高月や供花が小さい場合は、市販のお餅では大きすぎてしまうため、
予め、お餅屋さんで手配しておくことが必要です
手配できない場合は、饅頭なども良いでしょう。
高月や供花は、たいてい左右両脇に1対飾られているので、二飾りお願いすることも忘れずに
霊具膳での、精進料理も忘れずに、
精進料理は気軽に便利に使える素材セットも販売されています。
記事でも書いています。お盆精進料理のセット
浄土真宗では、開眼供養といわず、入仏式、御移徙(おわたまし)と言ったりします。
※地域や地方、宗派などによって異なる場合があります。
必ず菩提寺様にご相談くださいませ。
お仏壇のことなら何なりと
奥村仏具店
ここで出てきた仏具をそろえる。
真宗大谷派です。結婚し関西に嫁ぎ、名古屋のことは私もあまりわかりません。先日、母を亡くし初めてのことで父も何もわからず、葬儀屋さんからの紹介で仏壇を購入しました。15日に仏壇開きをし、29日に35日法要をする提案を受けお寺さんにお願いしました。いろいろ周り方(関西)に聞いてみると1日でした方がと言う意見が多く何かと不安になりました。名古屋では仏壇開きには開眼供養お礼、お布施、お膳料、お車料はどれくらい必要でしょうか。また、供笥には紅白の重ね餅でしょうか、花立には仏家でしょうか、花屋さんで仏壇開きように頼んでおいた方がよいのでしょうか、又、華瓶には。父も歳で持病もあるので私が用意しようと思っています。切手盆、お寺さんの湯のみや銘々皿等もこれから揃えないといけないし、何処に行ったらいいのか、値段は押さえていきたいので大変です。仏壇開き法要も地域や宗派によって違うのであまりよくわかりませんでした。どうぞよろしくお願いします。また、35日の法要も次にありますが、お話や果物も用意するものかとか不安はありますが、取り急ぎ仏壇開きを無事にできることで頭がいっぱいです。自宅で行います。
インターネット業務を担当しておりますおくむらかずこと申します。お悔やみ申し上げます。お忙しい中、ブログへのご訪問、コメントありがとうございます。
早速ですが、お問い合わせの件です。
仏壇開き法要(正式には、入仏法要と言ったりします)と、忌明けの法要が別々でも構わないです。
忌明け前に、お仏壇を納めて法要しても全く問題ないです。
皆さん、驚かれますが、亡くなった方がなくても、お仏壇を置いて、入仏法要を行っても全く問題ないのです。(この話をしますと長くなりますので割愛します)
別々にされる場合の御布施は、もちろん別々になりますが、
同日にされる場合も、別々の御布施となります。入仏法要は、慶事で、忌明けの法要は仏事です。
名古屋辺りでは、ご寺院様にも依りますが、3~5万くらいなのではないでしょうか。もっと多い人も、少ない人もおられるかと思いますが、
菩提寺様に、聞いて見られると教えてくださいます。たずねられては如何でしょうか。
入仏法要は、ご本尊阿弥陀如来さまを自宅に祀る。というとても大切な法要になりますので、重きを置いておられるご寺院様が多いかと思います。
入仏法要は、供華は紅白の重ね餅を、お餅屋さんでお願いしておくとよいでしょう。無理なようでしたら、上用饅頭2個を並べて供えても良いでしょう。
花は、通常の仏花でも問題ありませんし、気持ち的に色の花はというかたは、樒や白い花でご用意される方もいらっしゃいます。祭壇は、忌明けまで白ですね。
お華瓶さまは、樒の葉を、挿して供えて下さい。
お供え物のことは、下記のリンク先で書いています。
http://okumurabutugu.com/?p=832
浄土真宗の入仏式のことは下記のリンク先で書いています。
http://okumurabutugu.com/?p=796
ご参考なれば幸いです。
切手盆名刺盆は、弊社でも取り扱っております。
http://www.okumurabutsugu.com/shop/18_843.html
http://www.okumurabutsugu.com/shop/18_844.html
648円くらいから販売しております。
木製のものは出品しておりませんがお尋ねいただければ対応可能です。
お寺様用の、お湯のみ、銘々皿は、わざわざ購入されなくても、家にある上質なものをご用意されれば良いのでは。
お香や朱色の赤い蝋燭、お線香、炭などのご用意は大丈夫でしょうか。
まだ日にちがありますので、大丈夫ですよ。
気軽にご相談いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
御母堂様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
色々ご法要など続きますので大変なことと存じます。
分かる範囲でお伝えできればと思います。
15日にお仏壇開き
29日に三十五日にご法要
別日にされる方はいらっしゃいます。問題ありません。
三十五日より前にお仏壇が納められたので、先に入仏法要(にゅうぶつほうよう)を行いましょう。
入仏法要とは、お仏壇にご本尊をお迎えする法要。御本尊様阿弥陀様が我が家に来て下さるという大変有難い、お祝いの儀式です。
また、真宗は、開眼供養とは言わず入仏法要と言います。
御布施の金額はお寺様に
「おいくらくらいお包みすれば宜しいでしょうか」とお尋ねすれば教えて頂けます。
供笥は、紅白の重ね餅を一対お供えします。
供笥の大きさもありますのでお餅やさんにお願いしておかないと出来合いのものはないかと思いますので余裕を持ってご連絡されることをお勧めします。
なければ、干菓子や和菓子などを形よく供えます。
花立は、真に松を入れると良いのですが、慶事相応しいものであればスーパーの仏花でも宜しいかと。
華瓶は、シキビの葉を一枝ずつ挿して下さい。
蝋燭は、赤いお蝋燭を用意します。
他お供え物は、海山里の物(昆布、椎茸、大根、リンゴなど)を少しずつ小さなテーブルやお盆でお供え。
仏飯は、盛槽(もっそう)をつかって筒型に盛り、ご本尊様の前に供えます。両脇はご絵像の場合はお供えしますが、九字十字の場合はお供えしないことがあります。
あまり難しく考えられず、なんでもお寺様に尋ねられるとなんでも教えて下さいます。
簡単ですがよろしくお願いします。