毎年3月の最終日曜日に開催されている智恵文殊まつりのお手伝いに行ってきました。
財賀寺
神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願により、行基菩薩開闢。弘法大師中興。
最盛期には七堂伽藍を有し、山内外に数百の院坊を備えていました。
・源頼朝が平家討伐を祈願、そのお礼として八間四面の本堂ならびに仁王門を再建、寺領千三百石余
を寄進されました。
・応仁年間の兵火により、二十余坊を残すのみとなりました。
・牧野古白が再建、以降、今川・徳川などの諸将の庇護をうけました。
特に徳川家康は、朱印百六十石余、山林三十六町余を与え、当寺は十万石の大名と同じ格式を認め
られていました。
この寺院には立派な金剛力士像、仁王門はじめ、国の重要文化財も数多く祀られています。
車がないと、国府駅から徒歩で1時間と少々不便ですが車があれば大きな駐車場もあるのでお勧めです。
智恵文殊まつり
毎年3月の最終日曜日に開催されている智恵文殊まつり。
今年はコロナウイルスの影響で様々なイベントが中止となりましたが、毎年、稚児行列、餅投げ、お食事接待などが開催されています。
昨日は、いつも行われている、文殊護摩大祈祷はじめ、お抹茶の接待、白山龍鳴会による法螺貝の演奏もあり、行事は縮小となっていましたが賑やかでした。
書道パフォーマンス
300段の階段を登った先の、本堂では、小学生から大学生の10名ほどの方が書道パフォーマンスも見物できます。
大筆で書いてみたい!というかたも参加料500円で参加できます。
これも見応えあります。
重要文化財の千手観音様の前で書道パフォーマンス。
毎日書道を練習している生徒さんら十数名で一斉に書き出します。
みんなで書いた上から大筆で言葉を揮毫します。
みんなで揮毫したものはご本尊様の前に掛けて奉納。
その前に記念撮影して、大役を果たした笑顔。
「来たれ平穏な日々」
本当に、この言葉の通りになるよう心より祈ります。
そして、来年は、平穏な日々が戻り盛大に智恵文殊まつりが開催されることを願っています。
また、4年後の2024年令和6年には開創1300年の節目にあたり記念事業も行われます。多くの方に仏様とのご縁が出来ますように。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
財賀寺詳細
住所: 愛知県豊川市財賀町観音山3
時間 7:00~17:00
定休日 なし
料金 無料
電話 (0533)87-3494
財賀寺HP