金継ぎワークショップ 無事に終了しました

金継ぎワークショップ無事に終了しました

いつもありがとうございます。
仏壇などの伝統技術を伝えたい思いで色々なイベントを開催していますが、今回は、仏壇の金!つながりで、「金継ぎ」ワークショップを開催。
12月3日(土)と12月10日(土)二日にわたって開催し、参加8名でこじんまりと開催することが出来ました。

金継ぎとは

金継ぎは、割れたり欠けたりした器を漆を使って接着し、継いだ部分を金や銀で装飾し、修復する日本の伝統的な修復技法
物を大切にする日本人ならではの伝統技術です。
物があふれる時代、使い捨ての器があふれる時代、少しでも良い器を長く大切に繕っても使いたい。そんな風に思う方々が増えてくると素敵です。
そして、今、日本のこの素晴らしい伝統技法が芸術として評価をされ注目され始めているようです。

金継ぎワークショップ初日

講師は、木工彫刻家として活躍中の淺野健一氏
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第一日目は、まず割れた部分を繋ぐことから。
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パズルのように漆で接着していきます。
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他の方の作品も続々と接着されていきます。
しっかりこの接着した漆を乾かします。

金継ぎワークショップ二日目

乾いた漆、でこぼこしている表面を削り取ります。
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前回大手術を行った器は、
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漆の余分を取り除き、新たに彩飾します。
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金粉や銀粉を撒き仕上げます。
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割れていた部分に、金で彩飾ヒビやカケが直りました。
飲み口が欠けていた志野焼の湯呑、違和感なくきれいに仕上がりました。
捨てることなく、大切な器をまた大事に使っていきたいと思いました。

 

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